Eos の世界において、ニフハイム帝国は国土の大部分を征服し、最後のクリスタルを宿すルシス王国のみが抵抗を続けていた。ルシスの首都インソニアに鎮座するクリスタルは、帝国が渇望する莫大な力を秘めている。自領を防衛するため、レギス・ルシス・カエラム CXIII 王はクリスタルの魔力を行使し、インソニアを包む防護バリアを張った。さらに、王自身にその力を依存する特殊部隊「キングスグレイブ」を創設し、ニフハイムやルシスを脅かす他の脅威から守らせている。
キングスグレイブのメンバーであるニクスは、過信に満ちた性格と他者を救おうとする情熱から、仲間たちから「英雄」という異名を授かる。その傲慢さゆえに上官の命令を無視し、降格処分となる。その結果、ニクスは現在、都市の門の警備を任されている。そんな彼の人生に新たな転機が訪れるのは、レギス王が長年戦い続けてきた帝国との和平交渉を企図しているという噂が流れた時である。