ツインエンジン、バンダイと40億円規模の提携——新規オリジナルアニメIPを共同開発

アニメ制作の有力企業ツインエンジン(Twin Engine)が、玩具大手バンダイ(Bandai)と戦略的パートナーシップを締結し、まったく新しい知的財産(IP)をゼロから共同創出することを発表した。今週、同スタジオグループの公式サイトで公表された本契約では、両社が少なくとも1つの共同プロジェクトを、原作マンガ、フルアニメ化、そして同一世界観に基づくマーチャンダイズ・玩具展開まで一貫して手がけることを約束している。
『ヴィンランド・サガ』『とんがり帽子のアトリエ』『地獄楽』『どろろ』などのヒット作を手がける企画会社ツインエンジンは、アニメの企画・制作・プロモーション・配信を主導。バンダイは、玩具、カプセル商品、カード、アパレルなどにおける商品開発、マーケティング、ライセンス、IP全体の拡大を担当する。両社は、このパイプラインを始動させるための初期投資として、最大40億円(約2500万米ドル)を用意する。
このタイミングは、ツインエンジンの積極的なスタジオ拡充戦略に合致する。プロデューサーの山本幸治氏が2014年に設立した同社は、現在、EOTAネットワークの下にBUG FILMS、Scooter Films、スタジオクロマト、Crew-Cell、そして最近買収したStudio NuTなど約18のアニメーションユニットを擁し、人材を共有しながら複数のプロジェクトを同時進行できる体制を整えている。その制作力をバンダイの小売チャネルと組み合わせることは、長年玩具主導で成功してきたフランチャイズのようにオリジナル作品を育てる明確な試みだ。
具体的なタイトルやクリエイティブチームはまだ明らかにされていないが、両社は近日中に詳細を発表するとしている。スタジオが次のオリジナル作品にどのように資金を調達し、スタッフを確保するのかを注視するオタクにとって、今夏最も明確な制作サイドの動きの一つと言えるだろう。
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