Furukawa, Taku

Director

21

Furukawa, Taku

プロフィール

1941 年 9 月 25 日、三重県伊賀市(旧・上野市)に生まれた古川卓は、本名を古川肇郁(ふるかわ ただひろ)といい、現在では日本アニメーター協会(JAA)の代表理事を務めるイラストレーターかつ絵本作家である。スペイン語を専攻して大学を卒業したものの、シュタインベルクや手塚治虫の作品への情熱が最初に向かったのは漫画の世界だった。その後、柳原良平や和田誠によるスタイリッシュなテレビコマーシャルのアニメーションに触れてキャリアの方向性が揺らぎ、やがて「アニメーション三人の会」で上映された成熟した実験映画に触れることで、その道が確定した。在学中は TCJ で『鉄人 28 号』などのテレビアニメにアルバイトで携わり、その作品を愛したあまり、ロボットに追われる群衆の一場面に自らを絵に描き込んだこともある。卒業後は栗原清など独立系のアニメーターたちとの共同作業を通じて、独自の芸術的アプローチの基盤を築いていった。 修行の数年を経て、古川は栗原清のスタジオ「実験工房」に在籍しながら、デビュー作『赤とんぼ』の脚本・演出・作画を自ら手掛け、1966 年に第 3 回アニメーション祭で初上映された。以来、1970 年に設立した自身の私設スタジオ「タックンマンガボックス」で、イラストレーターとしての収入を主な財源とし、すべての短編作品を一人で作画している。短編は 20 本を超え、アヌシー映画祭で特別審査員賞を受賞するなどの国際的な賞歴を多数持つほか、『みんなのうた』用のテレビアニメーションや短編 CM も数多く手掛けている。生涯業績に対する表彰として、内閣総理大臣から紫綬褒章を受章。さらに 1998 年、アニメイトから 1995 年までの全作品を収録した DVD コンピレーション『Takun-Films』が発売された。

声優 / 吹替

出演作品