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AX でコダシャが 2027 年春の印刷ラインナップを発表 — 手塚治虫の『火の鳥』が復活

Hoshikaニュースルーム·2026/7/4·4 min read
AX でコダシャが 2027 年春の印刷ラインナップを発表 — 手塚治虫の『火の鳥』が復活

コダシャ・USA はロサンゼルスで開催されたアニメエキスポ 2026 のステージで、コレクターズエディション、人気アニメシリーズのスピンオフ、そして北米の読者が長年待ち望んでいたライセンス作品などを含む、異例ともいえる野心的な 2027 年春の印刷ラインナップを発表した。一つや二つのサプライズをちりばめるのではなく、全ラインナップを一挙に公開したこの発表は、コダシャがいかに積極的に物理的な漫画や書籍を書店の棚に戻そうとしているかを示すものとなった。

最も注目を集めたのは手塚治虫の『火の鳥』デラックスエディションだ。漫画の神様こと手塚が生涯の作品と位置づけたシリーズの、布装による復元版である。英語圏の読者が『火の鳥』に触れたのは、2002 年から 2008 年にかけてビズ・メディアが刊行した版が最後であり、その後は長年絶版状態にあった。コダシャの新版では、手塚が生前に依頼した「田代圭」による翻訳を復活させ、2020 年の日本語版から修復された画を掲載。さらに、オリジナルの『COM』連載から発見されたカラーページなどのボーナス資料も収録される。第 1 巻には「黎明編」と「未来編」を収め、漫画と付録を合わせて約 670 ページに及ぶ。

ファンサービス的な側面を担うのは、シリーズの拡張作品たちだ。『魔女の帽子』スペシャル・ストーリーズでは、白浜鸥による魔法の世界の公式プロースサイドストーリー 3 編が監修のもと収録される。また、**『デモン・スクール!イヌマくん 悪魔物語:カレゴの物語』**では、シリーズ屈指の怖がられる教師の一人、カレゴの学生時代が描かれる。漫画コレクターにとっては、**CLAMP 公式アートブック『COLOR GOLD 1989–2024』**も注目に値する。これは好評を博した『SHIRO』と『KURO』の 2 巻を収めたスリップケース入りハードカバーに、新たに 48 ページの未公開資料を加えたものだ。

広範なカタログは、ジャンルを横断するツアーのようでもある。岩井志麻子の歴史長編**『Historié』がついに英語版として登場。『Run Away With Me, Girl』の作者、バタンによる百合スリラー『Fatale Game』も加わる。サイバーパンクミステリー『Myther』は、『The Yakuza's Bias』に続く谷田鉄樹の続編となる。スポーツドラマ『Dig It』、ファンタジーロマン『The Serenade of Spring Thunder』、そして BL 作品『Blaze of Flesh and Blood』『Drawn Deep』**など、新作ライセンスは 12 作以上を数えるリストを彩る。

すべてのタイトルは、バーンズ&ノブール、ブックス・ア・ミリオン、アマゾンなどの主要小売店にて 2027 年春に発売予定。デジタル版もコダシャの提携プラットフォームで順次公開される。『火の鳥』の棚が再び埋まるのを待ち望んでいた読者や、次のアニメエピソードに先駆けて『魔女の帽子』や『イヌマくん』の新たな設定を知りたい読者にとって、ついに待機期間に期限がついたことになる。

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