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ファンの支援が秋山志天の『HORIZON』の英語版リリースを確定

Hoshikaニュースルーム·2026/6/26·4 min read
ファンの支援が秋山志天の『HORIZON』の英語版リリースを確定

国際的なファンが直接漫画の未来を形作った稀有なケースとして、ロサンゼルスに拠点を置く出版社Kodama Talesは、秋山志天のデビュー作『HORIZON』の公式英語版を2027年1月の刊行で発表しました。この出版社は、日本国内では比較的注目度が低かったものの、独自の情感を核とした作品に賭けています。

『HORIZON』は、30歳に近づき疲れ切ったサラリーマンの藤原美江子を主人公としています。ある夜、彼女はふとした拍子に昔の制服を着込み、若き日の輝きを探して公園をさまよいます。そこで出会った、あり得ないほどハンサムな若者の存在が、彼女の人生観を根底から覆します。少年画報社で連載されている本作は、静かな内省とノスタルジー、そして予期せぬ絆の引き寄せを融合させた物語です。

このライセンス契約は、草の根レベルの強力な支援の波によって実現しました。今年初め、秋山は多くの新人漫画家が直面する経済的圧力について率直に投稿しました。それに対して海外の読者たちは即座に90万円を超える寄付を行い、作品を国境を越えて広めるための声援を送りました。作家は以前、出版社の懸念から自らの英語翻訳をオンラインで公開する実験を行っていたこともありました。

英語版の翻訳は、『カイジュウ8号』などの主要タイトルを手がけてきたデイヴィッド・エヴリンが担当します。秋山はこの展開を転換点となる可能性があると評し、未確立の国内作品に賭けた出版社と、作品を不可視のままにしておくことを拒んだ世界中の読者に謝意を表しています。

今回のニュースは、熱心なコミュニティが通常の国内での成功要件を迂回し、それ以外ならニッチなままだった独自の声に道を開く可能性があるという、希望に満ちたシグナルとなっています。

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