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『バッド・ベイビーズ・ドント・クライ』、2 年ぶりに完結

Hoshikaニュースルーム·2026/6/28·3 min read
『バッド・ベイビーズ・ドント・クライ』、2 年ぶりに完結

約 2 年の連載を経て、茜鳥居(Akane Torikai)による『バッド・ベイビーズ・ドント・クライ』(Bad Baby wa Nakanai)がついに完結を迎えた。最終話は講談社の『モーニング』30 号に掲載され、2024 年 7 月に連載を開始して以来、全 5 巻で構成されたコンパクトな物語に幕を閉じた。

物語の核心は、7 年前の突発的な行動にある。7 年前、互いに無関係な 4 人の大人が、10 歳の少女をホームからの転落から救い出した。現在、会社員の門(かど)かすみは、17 歳となった少女と再会し、かつての 4 人を再び集結させる。そして、彼女たちの人生に再び介入することになる。

鳥居は、派手なアクションではなく、感情の抑制を通じて緊張感を高めていく。登場人物たちは、誰も計画していなかったその瞬間に生まれた個人的な後悔と、不本意な絆を背負っている。日常の出会いが静かなサスペンスへと変化していくのだ。鋭い描写で知られる『先生の敬虔な嘘』の作者は、ここでは人間関係の複雑さや、二度目のチャンスが持つ限界に焦点を当てている。

長期連載やスピンオフが溢れる現代において、本作は意図された規模感と完結した構成で際立っている。読者は今、5 巻に収められた完全な物語を体験できる。雑誌での最終話と第 5 巻の刊行タイミングは、立ち去ることのできなかった見知らぬ人々を描くこの物語にとって、完璧な結びとなっている。

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