あらすじ
白い象の幻視の中で、ヒンドゥーの王女マーヤは王子を出産する。苦難から守られた環境で育ったシッダールタ王子は、12歳の時に初めて貧困と苦しみに直面する。美しい妻と結婚しても、華やかな生活に満足することなく、むしろ他者の苦痛を和らげようとする思いに駆られる。宮殿を後にした彼は知識を求め、樹の下で瞑想しながら悟りを開く。
制作背景
仏陀の生涯を描く9巻構成として計画されたが、カンヌ映画祭では完成した6巻分のみが「第一部」として上映された。大藤信郎の晩年の作品であり、完成したのは彼の死後であった。1961年になってようやく、10巻分(通算72分)の完全版として上映された。