
あらすじ
王女との結婚を勝ち取るため、勇敢な英雄は恐ろしい竜を退治し、その魔法の宝石を奪わなければならない。しかし帰還すると、バグダードは外国の勢力に襲われていた。今、彼は新たな脅威から街を守るため、宝石の力を活用しなければならない。
制作背景
これは小津安二郎の公式なデビュー作であり、千代紙を用いて作られた最初のアニメ映画である。『千代紙映画』の主人公であるダンゴベイ(「団平兵衛」とも読まれる)は、本作で初めて登場する。物語は困難を克服して成長する臆病な少年を描いたものであり、これは『千代紙映画』シリーズ全体を通じて一貫したテーマである。タイトル『バグダード城の泥棒たち』は、アメリカ映画『バグダードの泥棒』(1924年)を元に作られており、非常に興味深い。原作は35mmフィルム3巻、総長666メートル、18fpsで30分間だった。現存するフィルムは、十文字小形映画部門から発売された16mm版のダイジェスト版(マーベル・グラフ)である。
