

あらすじ
上見のすわみのミニマルな線画「想像の練習」は、連続する「思考のループ」を描き出している。作品には、窓の前に座る一人のアーティストが描かれている。その前に置かれた机の上には、アーティスト自身の姿を映し出す自画像が置かれている。窓枠と、漂う雲のある青空は彩色されているが、アーティストの姿は彩色されていない。この作品にはサウンドトラックが付き、レコードがスキップする音や、バグズ・バニーを思わせる遊び心のある春らしい音が鳴り響き、最初の設定から「描画」の段階まで、シーンを永遠にループさせる。この作品は、アーティストと芸術の間の循環的な関係を考察し、哲学的な視点を提示している。
制作背景
2005年にDVDとしてリリースされた『Thinking and Drawing』には、線画からCGIで操作された写真まで、多様なアニメーションスタイルが収録されている。題材はフェミニストの寓話から幽霊譚まで多岐にわたる。各作品の上映時間は5分から17分と短いが、その意味の深さは驚くべきものがある。これらの映画は、ヨーロッパ、北米、オーストラリアの映画祭で、まとめてまた個別に上映されてきた。


