

あらすじ
この物語は、石原和三郎の作詞、野城半治郎の作曲による童謡『うさぎとかめ』を基にしている。視覚表現は線のみを用いたシンプルな技法で描かれている。サイレント映画ではあるが、音楽的要素を統合することを意図して制作されている。例えば、童謡『うさぎとかめ』の歌詞は、キャラクターの口から音符として浮かび上がる形で表現される。特徴的な背景は、古い日本の民話に典型的な設定ではなく、異国の風景を思わせるものである。本作は山本早苗の初期作品の一つであり、記録によれば山本早苗の師匠である北山清太郎が経営する北山映画製作所によって制作された。



