アラビア半島の南部において、将軍アブラハは、聖なる都市メッカへ北上する大軍を率いて、厳しい最後通牒を突きつける。メッカは降伏し、人々は奴隷として連行され、敬愛されるカアバは破壊されねばならない。逃げ出す代わりに、数人の勇敢なメッカの人々は抵抗を選ぶ。その一人が、かつては罪を犯した者だったが、現在は正義と崇拝に身を捧げる謙虚な陶器職人となったアウス・イブン・ジュバイルである。
敵が夜の闇に身を隠して進軍する中、圧倒的に劣勢な守備隊は士気を維持しようと必死になる。予期せぬことに、元無神論者の傭兵ズララが戻ってくる。ズララはアウスの共犯者であったが、決して赦しを求めたことはなかった。当初は食料と報酬のために現れたズララだが、アウスの信仰への旅に感化され、メッカの防衛を真に価値ある使命と見なすようになる。かつて罪を共にした不器用な二人組は、真の贖いをもたらす土地と信念を守るために再会する。