
プロフィール
1970 年 9 月 5 日、宮崎県に生まれた吉富昭人は、『イート・マン』シリーズで知られる日本の漫画家である。この作品は 2 度のアニメ化と、その続編である『イート・マン:メインディッシュ』として漫画化されるなど、大きな成功を収めた。彼の他の作品にもアニメ化されたものがあり、『レイ』や『ブルー・ドロップ』が挙げられる。『イート・マン』の最初のアニメシリーズはスタジオディーンによって制作され、電撃コミックガオ! での漫画連載と同時期に放送された。第 1 巻はアニメ放送直前に発売されている。吉富氏は第 1 話のコンセプトを自ら考案し、完成したシュルレアリスム的な演出に感銘を受け、これが原作のトーンに大きな影響を与えた。第 1 期アニメ終了から 1 年後、スタジオディーンは原作により忠実な第 2 版を制作した。 吉富氏のプロとしての道は高校時代にはじまった。鳥山明が審査員を務める少年ジャンプの新人賞に応募したが、入選も掲載も叶わなかった。その後、1989 年から 1991 年にかけて、SF ライトノベル『パンゲア』の挿絵を描くことでキャリアをスタートさせた。1991 年、オリジナル作品『ローン・ナイト』で漫画家としての活動を開始。1994 年には、スーパーファミコン用 JRPG『イルバニアンの城』のブックレットイラストを手がけ、ゲーム分野にも進出した。『イート・マン』の連載中、1999 年に発売された PlayStation アクションゲーム『サイバネティック・エンパイア』のキャラクターデザインも担当している。 近年、吉富氏は YouTube チャンネルを開設し、実況と時短動画で制作過程を共有している。その中には、チャンピオンレッドで連載された『24 区の花子さん』の制作記録も含まれる。また、百合・ボーイズラブをテーマにしたショートストーリーや同人誌も多数手がけている。SF 愛好家である吉富氏は、大友克洋、士郎正宗、星新一、筒井康隆を主な影響源として挙げ、シャーロック・ホームズシリーズも愛好している。音楽面ではヘヴィメタルとプログレッシブ・ロックに造詣が深く、特にイエスが最も好きなバンドである。 アメリカン・コミックスにも強い関心を持つ吉富氏。1998 年、『イート・マン』第 6 巻の発売に合わせて、ジム・リーによるバリアントカバーが贈られた。約 30 年後となる 2025 年の東京コミコンで、二人のクリエイターは互いに敬意を表すために再会。リーはボルト・クラークを描き、吉富氏はバットマンの自分流解釈を制作した。


