20 世紀の終わりに近づき、世界中に高まる不安が、世界にとって重大かつ恐ろしい転換点を予感させる。
平凡なコンビニエンスストア店長として平凡な日々を送る遠藤健二は、かつての友人である「ロバ」という愛称で呼ばれていた人物が、悲劇的に自らの手で命を絶ったことを知る。ほぼ同時期、「フレンズ」と呼ばれる人物が率いる新たなカルトが広範な注目を集め始めている。遠藤は、何か暗い出来事が進行しているのではないかと疑いを抱く。亡き友人が残した暗号のような手がかりを頼りに、このカルトが当初思われていたよりもはるかに大きな脅威であり、遠藤自身とその幼馴染たちを直接狙っていることを突き止める。世界の運命がその行方に懸かっているのだ。災厄を防ぐ鍵を握っているのは彼らだけだ。
遠藤の日常は、幼馴染たちとの再会によって乱される。彼らは、過去の出来事とカルトとのつながりを解明しなければならない。新世紀の幕開けが、世界の終わりを告げる合図となるかもしれないからだ。