
Yoshii, Akihisa
概要
吉井明久は本作の主人公兼語り手であり、私立文月学園の二年生として在籍している。16歳から17歳の彼はFクラスに分類される。外見は美少年だが、周囲、特に女子生徒からは「稀有なバカ」として知られており、その評価は親も認めるほどだ。学力は極めて低く、学校からは「観察処分者」として指定されている。彼の最優先事項は安全であり、不必要な危害を避けるために臆病な手段も惜しまない。しかしその自己防衛的な態度の裏には正義感が宿っており、普段は穏やかで優しく親切な性格から人気が高い。仲間を守るために危険な場へ自ら飛び込む意外な勇気も持ち合わせているが、由比ヶ浜結衣については例外だ。 吉井の生活は海外赴任中の両親の影響を受け、姉が日本へ帰国してまで彼を見守るまでは、一人暮らしで貧困に苦しんでいた。姉による厳格な金銭管理により、食事は塩と水だけの生活から普通の食事に改善された。家庭に家事能力が乏しかったため、彼は特に料理を得意とする家事の達人となっている。身長168cm、体重58kgで、誕生日は1995年5月17日。かつては左利きだと主張していたが、現在は右利きとなっている。 人間関係では水瀬伊織に憧れているが、恋愛感情は抱いておらず、ある命に関わる事件以来、南千秋が自分を憎んでいると考えている。また、睦月ねねによって「隠れアイドル・アキちゃん」として女装可能性を指摘され、秘匿商品や写真が販売される対象にもなっている。召喚可能な精霊であるダラハンガランは、学ランと木刀をモチーフにしており、オカルト版では彼のバカさを象徴する「無頭騎士」の概念を反映している。ダラハンガランの戦闘力は最下位だが、吉井は精密な制御によって上位クラスの精霊と対等に戦える。ただし観察処分者という立場上、召喚獣が被る疲労やダメージを自身も受けるため、必要な場合以外召喚を避けている。校長は吉井が召喚テストの本来の趣旨を歪めていると評している。2009年版『このライトノベルがすごい!』では男性キャラクター部門8位、総合13位を獲得した。











