
Kou, Kurou
概要
主人公の名前はコウ、クロウ。ショウカとレイシンに次いで、クロウはコウ家の代理当主として君臨する。長年にわたる在任により、彼が真の指導者だと誤解する外部関係者が後を絶たない。伝統と家臣への忠誠を深く重んじるクロウは、コウ家の莫大な権力を手中に収めている。その力を示したのが、レイシンの逮捕に抗議するため、家臣に帰宅を命じて国をほぼ停止させた一件だ。 かつての当主である父に対し、クロウはショウカを無能と見なし、次期当主をレイシンに据えるよう説得し、決定的な役割を果たした。長兄を軽んじているものの、性格面ではレイシンと共通点が多い。しかし、ショウカを不遇に扱う者には容赦なく断罪する。妻の死に絶望したショウカの住居から家臣が家宝を盗んだ際、クロウは全家臣の捜索を命じ、地獄の苦しみを与えさせた。彼らの耳と目を切り落とし、一族に送ってコウ家に対する将来の反抗を警告したのだ。 シュレイには知られていないが、クロウは彼女が帝国の官吏としての道を進むにあたり、ショウカでは届かないほどの保護を与えるため都へ赴く。その手段として、サ州での共同統治を任される旅路に際し、コウ家の保護権を付与する旅券を発給した。旅券にはコウ(黄)家の紋章とキジンによる発行印が押されていたが、コウ(紅)家のみが製造できる特殊な「七色のインク」が使用されており、彼女が彼らにとってどれほど重要かを示していた。クロウはシュウレイとコウユウの結婚を画策しており、二人が将来の当主として家を率いることを目指している。






