
概要
足立さくらは頻繁に欠席する高校一年生で、周囲からは不良のように見られている。しかし実際には、反抗心ではなく対人関係への深い拒絶感が欠席の理由だった。その孤独を断ち切ったのは、同じく授業を避けて体育館の二階に隠れていたクラスメイトの霜月宝月がさくらを発見したときのことだった。不思議なことに、さくらは霜月に対して強烈な執着を抱き、最も親しい存在として共にいたいと願うようになった。霜月との出会う前、足立は極度の内向家で、誰をも友人とは考えたこともなく、他人に対して冷たく接し、関係を築こうともしなかった。しかし霜月との関係は、特に霜月が友人たちに囲まれる時に激しい嫉妬によって複雑なものとなり、さくらは感情に向き合うのではなく、その場から逃げ出してしまうことが多かった。また、彼女は左利きである。






