
概要
クモヒラ、通称トバリ・デュランダルは、前世界の六条と幸一の二十五歳の英語教師を務めている。一見すると普通の教育者に見えるが、実はナバリの世界のバテン村出身の忍者だ。アイルランドのウォーターフォードで三月十七日に生まれ、すべての乗り物に対する特有の恐怖症を持っており、美春が説得するまで電車やバスには乗らなかった。彼の日本への渡航を決断させたのは、祖父だった。日本オタクで忍者マニアだった祖父が、彼に忍者修行のため日本へ渡るよう強要したのだ。クモヒラは日本の十年間を過ごし、その間、交通への不安から長く滞在し、六条家との親しい交流を深めた。 十年前、シンラバンショウとその使用者である赤月六条か妻の朝日六条による悲劇的な出来事が起き、クモヒラの両親と祖父が亡くなった。関係者の記憶は消去されたが、クモヒラだけは事件の記憶を保持している。アニメ版では現在のリーダーが不在の時に一時的なリーダーを務めるが、漫画版では実際に一時的なリーダーを任命する権限を持っていると描かれている。相沢によると、クモヒラはバテンの禁術を口頭で記録した可能性が高いという。 バテンの忍者の中で、クモヒラはミハルがシンラバンショウを使うことに最も強く反対し、代わりにその永久封印を主張している。この立場から、ミハルがその神器を起動しないようあらゆる手段で説得し、ミハルがヨイトとの約束を果たそうとする姿勢と対立することが多い。ミハルがその約束を果たす決意を固めたことに気づいたクモヒラは、バテン最後の禁術書であるエンゲツリンの所在を、それを探そうとする者から隠すため、自ら身を隠した。









