
概要
アルキエルは有機天使と呼ばれる双子の天使の姉であり、天界における最高位の天使の一人としての地位を誇っている。その象徴として、彼女は三つの翼を持っている。彼女自身は神を誰よりも愛していると言っているが、その感情は天使ウリエルや悪魔ルシファーと共有されており、真に深く愛しているのは双子の兄ロシエルである。この絆はサラとセツナのような近親相姦のようなものではないが、アダム・カドモンに対して反逆するほどに深く、彼が神を愛するために生まれた存在である。ロシエルを処刑から守るため、アルキエルは愛を告白すれば兄が死んでしまうという脅しのもと、感情を隠さざるを得なかった。 その罰として、彼女はブリア(天使の庭、あるいはエデンとも呼ばれる)に監禁され、命の木の実を食べるよう強制された。この行為は決定的な罪となり、なぜなら命の木はアダム・カドモンの体の一部から生えているため、彼女は事実上別の天使の肉を消費していたことになる。エデンの中でアルキエルは初めてルシファーと出会った。神はルシファーに対して、天界への戦争を扇動し悪となる計画を明らかにしていたが、ルシファーは当初、神の「最愛の娘」を腐敗させて殺すことを復讐として企てていた。しかし、アルキエルとの対話の後、計画を変更し、彼女をエデンの監禁から救出すると約束し、実際に行った。この介入によりルシファーの記憶は消去され、彼の魂は後にアルキエルが発見して戦うことになる器・七つ矢に封印された。 やがてアルキエルはロシエルを封印することに成功したが、その行動により最高評議会の裁きを受けることになった。ウリエルによる判決により、彼女は神を最も愛しているように嘘をつくことを強制された。その結果、彼女の肉体は天使の結晶に封印され、魂は人間としての無限の輪廻へと罰せられた。その人生はすべて不幸で、苦痛を伴う死で終わる運命にあった。






