
概要
ワタリはLの右腕として捜査チームの后勤を担当する。チーム結成以前は、Lに会うことができ、直接連絡を交わすことができた唯一の人物だった。雇い主同様、彼もコンピューター画面では古英語風の「W」を自らを表す記号として使用し、Lに対して父のような存在となっている。彼の公的な身分は、イギリス・ウィンチェスターにある才能ある子供のための孤児院「ワミーハウス」の創設者で著名な発明家キルシュ・ワミーだ。しかし実態は、スパイ活動と射撃において極めて高い技術を誇る人物である。日本語版アニメでは小林清志が、英語版吹き替えではフレンチ・ティックナーが声を担当し、映画版ではロン・ハルダーが担当した。当初はLの影としての役割を反映して「シャドウ」という名が検討されたが、編集者の拒否により「ワタリ」という名前に落ち着いた。これは彼のハンターとしての機能を指すものである。第2章でデザインチームが最終的な外見を決定した。小畑健は当初、ワタリの正体が隠れているため変装の描写に重点を置いていなかったが、初期ラフ画では白髪一本の老紳士として描かれていた。小畑は皺によって生じる「奇妙な角度」を描くことが老いたキャラクターの方が面白く、若者では「魅力的で普通、あるいは醜い」になりがちだと感じていたため、このデザインを踏襲した。レザージャケットを好む小畑は、ワタリにもそれを着せた。彼は小畑の人間キャラクターの中で3番目に好きな存在で、年配のキャラクターを好み、ワタリには深みがあり、隠された大きな能力を感じたためである。1933年5月1日生まれのワタリは父のような存在として扱われ、頻繁にLにお菓子を渡している。








