
概要
北村鈴は銀髪で赤茶色の瞳を持つ十五歳の少年だ。彼は長州の旗印の下、吉田の弟子かつ使用人として活動している。幼い頃、兄を新選組に殺されたことから、鈴は新選組を激しく憎んでいる。吉田はこの悲しみを巧みに利用し、鈴が自分の弟子となって見廻組を抹殺すれば、兄の仇を討てるのだと信じ込ませた。残酷で容赦ない振る舞いを示しながらも、鈴は吉田の本質的に優しい人物だと心から信じている。吉田が実は殺人を楽しみ、真の慈愛を持たない現実には気づいていない。極端な忠誠心に駆られた鈴は師を喜ばせることに全精力を注ぎ、師の望みをかなえるためなら合理的なことは何でも行う。彼の真の忠誠は、表面上代表している長州ではなく、吉田自身に向けられている。









