
Nitori, Shuuichi
概要
愛称でシュウやニトリンと呼ばれるシュウイチは、本作の二人の主人公の一人で、小学5年生の女子トランスジェンダーとして登場する。柔らかな顔立ちと女性らしい体型により女子として通じ、周囲から「かわいい」と評されることも多い。その可愛さを際立たせる衣装を着ることを誇りに思い、友人の高槻よしのと千田さおりに後押しされてそれを続けている。成長に伴う思春期の変化、声の低さ、ニキビ、体毛の増加などに次第に不安を抱くようになる。 同年代の子どもたちとは異なり、シュウイチは屋外スポーツを避け、屋内での活動を選ぶ傾向がある。お菓子作りが得意だが、一般的な料理を作る様子は描かれていない。高槻との交換日記をきっかけに文章を書くことに目覚め、中学ではさおりと共に演劇部へ加入。そこで脚本家として活躍し、特にクラス劇『ロミオとジュリエット』の共作で大きな貢献を果たした。 率直な性格から他者と関係を築きやすく、普段は従順で責任感の強い態度を見せる。しかし思春期に入り、穏やかな性格とは対照的に感情の起伏が大きくなり、周囲の前で泣き出すことも珍しくない。繊細な面も持ち合わせており、女の子との絆は深く形成される一方、男性の友人はごく少ない。



