
Seta, Soujirou
概要
瀬田宗次郎は志々雄真実の右腕として、志々雄に個人指導を受けた若き暗殺者である。剣気も感情も欠如し、敵に対して怒りも恐怖も抱かず、ただ剣のみを追求する人物だ。礼儀正しく常に微笑みを浮かべるが、その陽気な外見は皮肉な本性や真の感情を隠すための仮面であり、彼には姉のような存在である由美との特別な絆がある。服装は青い着物に白い手甲が基本だ。 彼の性格は、文久元年(1861 年)の神奈川県での悲劇的な出自に由来する。私生児として父に見捨てられ、親戚の元へ預けられた宗次郎は、酷い虐待を受け、米の運搬などの重労働を強いられた。少しでも失敗すれば殴られ、耐え抜くために彼は笑って痛みをやり過ごし、虐待する者が飽きて去るのを待った。 ある夜、宗次郎は警察から逃亡中の志々雄と遭遇する。警官たちを殺す志々雄の姿を目撃した宗次郎は処刑されそうになるが、志々雄はその絶え間ない笑顔に気づき、食べ物と包帯と引き換えに命を救った。志々雄は「強い者だけが生き残る」という哲学を教え、宗次郎の苦しみは自身の弱さのせいだと説いた。家族が志々雄の隠れ家を発見し、宗次郎を殺して志々雄のせいにするために襲いかかってくると、宗次郎は八歳の時、志々雄から与えられた新しい考えと剣を使って、家族を皆殺しにした。 宗次郎の情感の欠如、残忍な思考、そして卓越した技は、緋村剣心にとって脅威の的だ。独自の流派の達人として「天剣」と呼ばれ、これは天性の剣術を指す。彼の技である「宿敵」は、あまりの速さに観測者にとって敵同士の距離が瞬間的に縮んで見えるほどだ。剣心との戦いでは、最大速度の三分の二以下で動いていたという。宿敵から三段目では畳を破る足音しか見えず、一段目では水平と垂直の空間を駆使して全方位から攻撃できる。真の宿敵では、剣心を含む誰もが見えないほど完全に姿を消す。剣心自身も回避不可能と認める「九頭龍星」を回避する敏捷性を持ち、シリーズで初めて剣心の背後を斬りつけたキャラクターである。 また、拔刀術にも長け、剣心の構えを模倣して彼の最初の逆刃刀を破壊する。宿敵の速度と抜刀術を組み合わせ、必殺技「瞬天殺」を創り出した。この技名は、その速さゆえに敵が地面に倒れる前に即死するという意味を持つ。

















