
概要
十八歳の鳳香奈は、葵の婚約者であり、学園の理事長の娘である。彼女は何故か意図的に距離を置く薫に深い不安を感じている。黒薔薇のインタビューで登場した香奈は、薫を気味悪く、耐えがたい存在だと認める。この根強い不信感が、薫に対する黒薔薇の決闘における彼女の憎悪を激化させ、実質的にこの決闘の連鎖を始動させたのである。漫画の最終章において、香奈は「魂なき肉体」へと変貌し、静かに動かぬ姿で常に葵の傍らに佇むことになる。映画における彼女の役割は短く、葵と共に舞う姿や、バラ園で見つかった彼の遺体を見守る哀しみの描写が描かれるだけである。






