Souma, Ritsu

概要

草間理人は、申年生まれの二十一歳から二十二歳の青年だ。この「申の生まれ」という呪われた宿命に由来するとされる負い目から、彼は深く自信を失い、常に謝罪する癖がついてしまった。幼少期から彼の行動に対して両親が謝り続けなければならなかったためだ。彼は自分自身が空気を吸っているだけで世界から奪っているに過ぎないと思い込み、激しい自己嫌悪に苛まれている。女装をして安心感を得ることもあったが、それはむしろ両親に謝る材料をさらに与える結果となった。女性のような外見をしていたため、透楼は当初彼女だと勘違いしたが、理人が偶然に変身したことでその誤解は解けた。理人が生きる意味を持つ存在だと説いたのも透楼だった。たとえまだ自分が生きる理由を見つけていなくても、である。しぐれは理人の不安やあられもない性格をからかうことを好み、これは編集者のミツルに対する態度と似たような関係性だ。その様子を繰り返すうちに、理人は二人が同じような性質を持っていることに気づく。キャラクター名の由来は、旧暦の第八月、つまり米の収穫を意味する「 october month(稻月)」、すなわち申の月にちなんでいる。原作者の竹宮ゆきおは、作者の手記の中で、本編において理人があまり重要な役割を果たさなかったことについて後悔の念を表明している。

アニメ出演

登場作品 · Manga