
概要
木之本撫子(Kinomoto, Nadeshiko)は、本作開始の 7 年前に亡くなった高校生兼プロのモデルだった。5 月 20 日生まれで、甘いもの・紅茶・日差しが大好き。お気に入りの色は白で、花は藤・桃・桜。趣味はただただ眠ること。夫・木之本藤隆とは生徒だった彼を先生として出会って恋に落ちた。16 歳の時に家族は結婚に反対したが、従妹の大道寺園美とは連絡を絶たず、父にも手紙や贈り物を送り続けた。27 歳で亡くなった撫子の死を深く悲しんだ園美は藤隆を責め、天宮家も死後に藤隆と子供たちとの縁を切ったとされる。この疎遠は、さくらが幼なじみの母である園美が親戚だと知り、さらに撫子の祖父である曾祖父にも出会った時、浮き彫りになる。 亡くなった後も撫子の霊は家族のそばに留まり、藤隆と子供たちへの尽きない愛に導かれている。彼女は翼を持つ霊として現れるが、最初は兄の桃矢だけが見える。漫画では桃矢が撫子からその能力を受け継いだと示唆されており、撫子自身も霊を認識できた可能性がある。物語中、彼女はクロウカードを集めるさくらを見守る。幻のカードにさくらが崖から落ちそうになった際、撫子の霊が腕を掴んで落下を防ぎ、雪城月臣が二人を支えるまで待った。その後、さくらが高熱に苦しむと現れて額に手を当て熱を下げた。藤隆と父との和解の場では、喜びを表現するかのように桜の花びらを降らせた。 家族の撫子への愛は、台所近くのテーブルに置かれた写真で明らかだ。藤隆は毎日この写真を替え、さくらも毎朝の朝食でそれに向かって挨拶する。物語終盤、藤隆がエリオンの魔力の半分を手に入れた後、魔法によって初めて撫子が見えるようになり、ふたりは幸せに再会する。アニメ版では役割はほぼ同じだが、藤隆は魔力を得ないため撫子を見ることはない。声優は皆口裕子。英語版『カードキャプターさくら』では名がナターシャ・アバロンに、声優はジャイネス・ジャウドが務めた。















