スタジオ4℃の『ChaO』、8月7日にインド劇場公開へ

インドの劇場アニメカレンダーに、注目すべき夏期上映が加わった。PVR Inox Picturesは、スタジオ4℃の長編映画『ChaO』が、8月7日に日本全国で劇場公開されると発表した。本作は2025年8月の日本公開に続き、すでに12か国以上の国と地域を巡る広範な国際ロードショーの経路を経て、インドへと到達した。
物語は、人間と人魚が同じ世界を共有する近未来を舞台に展開する。船で働くサラリーマンのステファン(声:鈴木拡樹)の、静かな船着き場の日常が、人魚の王女チャオ(声:山田杏奈)からの突飛なプロポーズによって一変する。警告もなしに告げられたその提案は、最初は混沌とした同居生活となるが、チャオの率直な誠実さがステファンの心の鎧を徐々に溶かしていくにつれ、次第に心温まる「魚が水から出たような」ロマンスへと発展していく。
本作は青木英がスタジオ4℃でプロジェクトを率い、キャラクターデザインと総作画監督を小島弘和が、美術監督を滝口浩が、音楽を村松崇継が担当している。日本での配給は東映が手がけ、北米の権利はGKIDSが保有している。また、ポップス界のスター・倖田來未が、映画のために書き下ろしたオリジナルテーマ曲「ChaO!」を提供している。
映画祭での観客からの評価が、本作の評判を早期に高めた。2025年にアンネシー国際アニメーション映画祭でプレミア上映され、審査員賞を受賞。その後、JAPAN CUTS、ファンタジア国際映画祭、オタワ国際アニメーション映画祭、シテジス国際映画祭、Animation Is Filmフェスティバルへと上映を続け、アジア太平洋映画賞にもノミネートされた。インドの映画ファンにとって、8月7日の公開は、スタジオ4℃が近年手掛けた作品の中で最も多くの国を巡った一作を、大画面で鑑賞できる貴重な機会となる。





