

あらすじ
記憶が取り外し可能なチップに保存される世界では、物理的な死は魂の終焉を意味しない。これらの記憶チップはアクセス・改変・転送が可能で、新しい身体に移植できる。富裕層はこの技術を利用して最適な宿主を選び、不死を実現する。一方、貧困層は生き延びるために身体を売り、魂をチップに保存するしかない。富める者と貧しい者を隔てるのは、電解性の雲からなる壁であり、それが富者の天界と貧者の住む地下界を分断している。 ある日、Kaiba は記憶を失った荒廃した部屋で目覚める。胸には奇妙な穴が開き、見知らぬ女性の写った写真が収められたロケットを握っていた。襲撃者からの死に物狂いの脱出後、地下界の住人たちが暮らす廃墟となった村にたどり着いた Kaiba は、この奇妙な宇宙の様々な惑星を旅し、自身の過去と写真の女性との関係という謎を解き明かす旅に出る。 自己発見と受容への旅路の中で、Kaiba は魂や精霊の物語に深く入り込み、記憶の本質と価値について問いかける。
制作背景
本作は2008年の日本メディア芸術祭においてアニメーション部門の優秀賞を受賞した。
































