父・城一郎との料理は、幸平創真の人生において常に変わらぬものだった。城一郎の店で副料理長として働きながら、創真は腕を磨き、客を喜ばせる独創的な料理を生み出してきた。彼の野望は父の技術を極め、いつかその店を継ぐことだったが、城一郎が店を閉めてニューヨークへ移住することを決めたことで計画は頓挫する。父に従う代わりに、創真は名門・遠月学園に入学する。そこは卒業生がわずか一割という過酷な環境で知られる料理学校であり、争いを解決するための熾烈な料理勝負「食戟」が名物である。城一郎は創真に、学園の厳しい三年間の課程を乗り越え、遠月の学位を取得することで己を証明せよと挑戦状を突きつける。厳しい学業と競争心旺盛な学生たちに直面しながら、創真は夢を実現するためこの困難な道を進まねばならない。しかし、彼の天性の才能をもってしても、料理界の頂点に達するには十分ではないかもしれない。