深い暗黒の虚無の中で、かつては美しかったヴィーナスは現在、絶望の底に沈んでいる。状況に不満を抱いた彼女は、双子の弟であるデイモスを呼び寄せ、新しい器を探させることにする。
一方、有名な蘭の栽培家を探して行方不明になった友人・ヒサマツを心配する美奈子・イフは、彼を探し求める中でデイモスと出会う。デイモスは彼女が運命の花嫁として、自分と共に冥界へ降り立つ運命にあると宣言する。恐怖に駆られた美奈子は逃げ出し、友人が探していた家へと辿り着く。そこで彼女は、親しみやすい兄弟、大場・トウコと大場・カナムと出会う。
しかし、外見は欺きであり、美奈子はデイモスの執拗で魅力的なアプローチにもかかわらず、陰謀の渦中に巻き込まれていくことになる。