プリンセスのアニスフィア・ウィン・パレットは、空を飛ぶことを夢見てきたが、王国はそれを子供じみた空想と見なしていた。貴族の血を引いていながら魔法が使えない彼女は、王位継承権を放棄し、この世界の資源と前世の地球での記憶を融合させた「魔法学」に身を捧げる。
一方、アニスの弟アルガルドは王国の責任を引き受けた。知らない女性との政略結婚を強いられたアルガルドは、平民の女性と過ごす時間を選んだ。エウフィリア・マゼンタが介入しようとした際、アルガルドは公の場で婚約を解消し、彼女がいじめを行ったと非難した。
宴会の混乱の中、実験用の飛行ほうきに乗って現れたアニスがエウフィリアを救出する。そしてアニスはエウフィリアに助手になるよう誘い、エウフィリアは渋々ながらそれを受け入れた。二人のパートナーシップは一見偶然のように見えるが、アニスにはエウフィリアを近くに置く隠された目的があった。